家づくりへの情熱

2015/07/19

【住宅】世界最先端の建築工法『木造ビルディング』視察

皆さんは信じられますか…(?)『木造』で『24階建て』の『ビルディング』が、2018年にオーストリアで完成します。高さはなんと『84m』もあるんですから、もう私もびっくりしてしまって今までの建築の常識では考えられませんね。

 

それが本当に実際の建物として建っているのを2ヶ国(オーストリア・ドイツ)の6都市を回ってこの目で見てきたのですから、もう疑いようもありません。24階建ては2018年しか見れませんが、イタリアだと13階建ての木造マンション。オーストリア・ドイツは9階建ての木造ビルディングがたくさん建築されていました。これが世界最先端の建築工法『クロスラミネートティンバー建築(CLT工法)』です。

 

やはり世界の最先端ですから、40名程の『CLT研究会』のメンバーは日本を代表する会社様が多く参加されていました。中には東大教授や日本一の設計事務所の先生方もいて、アサヒグローバルは3名で参加しましたが、専門の先生方にたくさんのことを教えていただきました。そして視察先は『ウィーン工科大学』のCLTの世界的権威のヴィンター教授の講義や研究所の見学。CLTの設計事務所での講義。世界一のCLT製造工場の見学。BMW社の経営するCLT建設のホテルでの宿泊。

 

バイオマス発電と熱利用で世界中から年間3万人もの視察が殺到しているオーストリアの人口4,000人の『ギュッシング市』もタクシーを飛ばして見学しました。月曜から金曜までは出稼ぎに行く程の貧しい村だったギュッシングはバイオマス関連で、出稼ぎの必要がなく『お金持ち』の市に変身しました。4、5人の奥様方が路上で楽しそうに談笑していましたが、その笑顔から幸せで豊かな町なんだなと私は思いましたね。

 

さてなぜ『CLT』と『バイオマス』とで貧しい村が豊かになったのかです。これが全国土の70%が森林の日本にとってもの凄く参考になって、日本の少子高齢化と原発ゼロと輸出できる木材製品のヒントになるんですね。その理由は①森林の今年一年で成長した分だけを伐採します。②その材木でCLTを製造します。③鉄やコンクリートは少なくして、このCLTで住宅やビルをつくります。④材木の廃材でバイオマスで発電と熱利用をします。⑤これで外国から天然ガスや石油を買わなくて済みます。⑥するとお金の出費が無くなりますから国や村は豊かになります。⑦森林やCLT工場やCLT建築で働く場所がたくさんできます。⑧出費を抑えて収入を増やすので効率よく豊かな生活ができます。⑨少子高齢化の日本には一番いい方法です。⑩年間に成長する分だけで木を切って生活できれば、元金に手を付けずに『金利だけ』で生活する理想的な国や村ができますね。

 

これがギュッシング市のやり方でした。日本では『里山資本主義』(角川出版)に書かれていることです。今、東大生が一番読んでいる本としても有名です。やはり『大切な情報』は歩いた距離と時間に比例して手に入るものだと私は考えて今まで実行してきました。体は疲れるのですが年間100日を目標に海外を私は回り続けていますが、今回のオーストリア・ドイツでの情報は金額になおせば何億円分でしょうか…。

 

百聞は一見にしかず。百見は一体験にしかず。百回見ても一回も実行実践できなければ全て無駄なことですね。だから見たことを1つでも2つでもこれから実行していきたいと私は決心しています。

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